初冬の加治川治水ダムと内の倉ダムに行ってきた。

　11月も下旬に入り、寒気が流れ込めば一気に冬になってもおかしくない季節になりました。新潟県新発田市にあるこの２つのダムへ向かう道は冬になると通行止めになります。そして、来年5月のGWが終わるころまで通行止めが続きます。

　新発田市の赤谷地区にあるこの２つのダムは、昔から心霊スポットとして有名でした。特に内の倉ダムはネットが広まる以前から心霊スポットとして有名でした。よく肝試しに訪れたものです。

　今回は夕方に訪れました。

　まずは加治川ダムへ向かいます。加治川ダムへ向かう道にはかつて鉄道路線が走っていました。その代表的な遺構がこちらです↓

　鉄橋を横から撮影したものと鉄橋上部を撮影してきました。この鉄橋はかなり有名です。

　そして、最近有名になってきているのが、４つのトンネルです。古代神殿の遺跡のようなトンネルが最近ネットで紹介されました。このトンネルも昔は知る人ぞ知るトンネルでしたが、ネットで紹介されると、トンネル目当てに人がやってきてしまいます。

連続洞門をこえると見えてくるのが加治川ダムです。このダムかなり大きいです。そしてこの加治川の渓谷はかなり深く切り立っています。

加治川ダムの奥には湯の平温泉という温泉があります。ダムから湯の平温泉まで徒歩で5時間半かかります。いつかはチャレンジしてみたいですが、道が崩落していることが多く通行止めの期間が長かったりします。

写真でも分かると思いますが、紅葉は終わり落葉がかなり進んでいます。もう冬がはじまっています。結構な山奥にあるため気温も低かったです。寒さが身に沁みました。

次に向かったのが内の倉ダム。

このダムは心霊スポットとして有名で、３つのトンネルがあります。私が若いころはダムに向かう1つ目のトンネルで車を止めてクラクションを3回ならすとフロントガラスに手形や血がつくという噂を聞いたことがあります。また、トンネルのシミが女の形をしていて、そのシミは女の霊の怨念が作り出したものだという噂も聞いたことがあります。また、自殺者が多いことでも有名です。

この有名なトンネルかつては、もっと暗かったような気がします。やはり心霊スポットという噂が広まり肝試しにくる連中が増えたから電気を設置したのだろうか？

内の倉ダムは心霊スポットという一面もあるが、ダム湖を歩いて一周できるし、キャンプ場もあり公園もありで、日中は憩いの場という感じである。サルもいるしね。

というわけでこの2つのダム巡りをしてきました。おそらく今年最後の訪問となります。今度訪れるとしたら来年の夏になります。